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ニキビ治療は皮膚科でしよう

[2023.11.21]

こんにちは。すっかり寒くなり、冬も目前となりました。

突然ですが、皆さんにきびでお悩みではありませんか?思春期だけに限らず、大人になっても悩まさせるニキビ・・・皆さんお悩みではないでしょうか?

ニキビは皮膚科で治療することができること、皆さん存知ですか?

 

🤔❓ニキビの原因って何?

ニキビができる原因は皮脂分泌の増加、毛穴のつまり、アクネ菌の増殖が関係しています。ニキビは皮脂腺が発達し、皮脂が大多すぎたり、毛穴の出口がつまったりすることで、毛穴の中に皮脂がでてしまうことから始まります。この状態を「コメド(面ぽう)」(白にきびや黒ニキビのことを指します)と呼びます。「コメド(面ぽう)」はニキビの赤ちゃんです。コメドの内部は、アクネ菌にとっては発育に適した環境になっているので、コメドの中で菌はどんどん増えていきます。増えすぎた菌に対抗するために免疫が働いて炎症が起こり、ニキビは赤く腫れあがっていくのです。

ニキビには4つの種類が存在し、その状態によりさまざまです。実は、どんな状態かによって呼び方も違うし、治療の仕方も違います。

 

一般的にニキビは白色→黒色→赤色→黄色の順で色が変化し、悪化していきます。

 

   

 

 

🔷皮膚科でのニキビ治療とは?🔷
ニキビは皮膚の毛穴の病気です。ですから、皮膚科で正しい方法で治療することをお勧めします。皮膚科でのニキビ治療は、症状に合わせて長期的な治療計画を立てたうえでおこなわれます。敏感肌で何か症状のある人は先に肌を整えてからニキビ治療をするなど、場合によってはいくつかの処置を組み合わせて治療することもあります。 医師とよく話し合い、不明な点は質問して、適切な治療を進めていきましょう。


🔸塗り薬

・ベピオ (有効成分:過酸化ベンゾイル)
ニキビの原因菌を殺菌し、毛穴のつまりを改善します。コメド(白ニキビ・黒ニキビ)赤ニキビ・黄ニキビに効果が期待できます。

・デュフェリン (有効成分:アダパレン)
毛穴のつまりを改善します。ニキビの前段階であるマイクロコメド(微小面ぽう)からコメド(白ニキビ・黒ニキビ)に効果が期待できます。

・ダラシン/アクアチム/ゼビアックス (有効成分:抗生物質)
ニキビの原因菌が増えるのを抑えます。赤ニキビ・黄ニキビに効果が期待できます。

・エピデュオ (有効成分:過酸化ベンゾイル+アダパレン)
過酸化ベンゾイルとアダパレンを配合した塗り薬です。コメド(白ニキビ・黒ニキビ)や赤ニキビ・黄ニキビに効果が期待できます。

・デュアック (有効成分:過酸化ベンゾイル+抗生物質) 
過酸化ベンゾイルと抗菌薬を配合した塗り薬です。コメド(白ニキビ・黒ニキビ)や赤ニキビに効果が期待できます。

※過酸化ベンゾイルやアダパレンを成分とした、毛穴のつまりを改善するお薬は、使い続けることで効果を発揮します。使い始めに肌に刺激を感じる場合もありますが、徐々に慣れていくことが多く、また軽くする方法もあります。気になることがあれば、そのつど医師に相談しましょう。

 

 

🟦飲み薬🟦

・抗生物質
ニキビの原因菌が増えるのを抑えます。赤ニキビ・黄ニキビに効果が期待できます。

・漢方薬やビタミン剤
目的に応じて補助的に服用することがあります。

処置・・・面ぽう圧出(コメド圧出)
専用の器具を使って、毛穴につまっている皮脂や角質などを取り除きます。


💗ニキビ治療のポイント💗
Point1:ニキビを治すために皮膚科を受診しましょう!
ニキビに関する様々な治療は、専門医療機関でのみ行われています。皮膚科の医師は症状が軽い患者さんから重い患者さんまでたくさんの治療経験があります。ニキビに関する様々な悩みも相談できるので、ぜひトライしてみてください。
Point2:ニキビを治すためには時間が必要です。
ニキビは、一般的に13歳頃から始まり25歳以降も続く慢性の病気です。コメドを治療しない限り、繰り返しできてしまう可能性もあります。ニキビのできにくい“つるっとした肌”をめざすには、最短でも3ヵ月の通院は必要と考えて下さい。場合によっては長期の通院を続けることも想定しましょう。

 

 

 

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