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蕁麻疹について🛁

[2021.02.08]

蕁麻疹(じんましん)とは?

皮膚の一部が突然、蚊に刺されたように盛り上がり、短時間で跡を残さず消えてしまう皮膚の病気です。赤みや強いかゆみを伴いますが、たいていは数十分~1日以内に治まります。原因を特定できるじんましんは全体の1~3割ほどで、多くの場合、原因ははっきりわかりません。原因はわからなくても、抗ヒスタミン薬の内服などによって症状を抑えることができます。

 

原因

特定の刺激(食物などのアレルギー反応として起こる場合や、圧迫などの物理的刺激、発汗など)が原因・誘因となるじんましんと、直接的な原因がはっきりわからないじんましんがあります。1度だけ症状が出たり数日内で治まる「急性じんましん」と、原因が特定できず、1か月半以上、皮疹が出たり消えたりが続く「慢性じんましん」と呼ばれるタイプがあり、後者は数か月~数年にわたって続くこともあります。

じんましんを起こしやすくしたり悪化させたりする因子として、ストレスや疲労、体調不良、かぜなどの感染症、月経などがあげられます。人から人へうつることはありません。


症状
蚊に刺されたような、赤みをもった膨らみ(膨疹(ぼうしん))が現れます。膨疹の大きさはさまざまで、膨疹同士がつながり、地図のように広がることもあります。ひとつひとつの膨疹は、通常は24時間以内に、跡を残さず消えてしまいます。強いかゆみに加え、チクチクする、焼けるような感じがすることもあります。また、じんましんが現れる部位はさまざまで、顔を含め全身のどの部位にも起こりえます。

慢性じんましんでは、夕方~夜間にかけて症状が出たり悪化しやすいことが多く、決まった時間に症状が出る人もいます。

対処・予防法

☝特定の食品で起こる場合は、その食品を避けるようにします。摩擦や圧迫などの刺激で繰り返し出る場合にも、それを避けるようにします。

☝患部を冷やしたり、市販のかゆみ止めを利用することはかゆみの軽減に役立ちます(ただし寒冷刺激でじんましんが出る場合には、悪化するため冷やさないでください)。

☝じんましん自体の治療には、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬の内服が有効です。

😌当院ではアレルギー検査の採血も行っております。1週間ほどで結果が出ます。ご希望の方は、お気軽にお声かけ下さいませ。

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