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IPL(全顔)・IPLミニの違いについて

[2023.11.07]

皆さんこんにちは!

秋も深まり、紅葉のシーズンとなりました。

 

さて今回はIPL(全顔)・IPLミニの違いについて皆さんにお伝えしていきたいと思います。

 

まずは始めにStellar M22(IPL)とは?

1,複数の波長をもつIPL治療の特徴

美容医療でおこなわれる光治療では、多くがIPL(Intense Pulsed Light)といわれる光が使われ「IPL治療」とも呼ばれています。光(IPL)治療をおこなうマシンは複数あり、Stellar M22はそのひとつです。

 

光とは、空間を波でつたわる電磁波といわれるエネルギーで、電磁波は波の長さである波長によって「紫外線」「赤外線」などのように分類され、波長はそれぞれnm(ナノメートル)という単位であらわされます。

 

 

IPLなどの電磁波に含まれる波長には、特定の物質に選択的に吸収される性質があり、この性質が美容医療で活かされています。IPLの波長域はおよそ500nm~1200nmあたりで複数の波長をもち、照明や太陽光にあたると暖かく感じるように、皮膚に照射すると熱を発します。

 

メラニンやヘモグロビンといった肌悩みを引き起こす原因物質にIPLの波長が吸収されることで、これらの対象を熱で損傷(熱変性)させて体外への排出を促すことにより、シミや赤ら顔などの症状を改善に導くことが可能です。

 

2,症状に適した波長をフィルタで取り出す

IPL治療をおこなうマシンには、波長を選択する「フィルタ」が装備されています。シミや赤みといった改善したい対象、施術部位の肌の色、エネルギーを届かせたい深さごとに、適した波長をフィルタで選択して施術がおこなわれます。

たとえば、560nmのフィルタを使うと559nm以下の波長がカットされ、560nm~1200nmの波長が照射される仕組みで、フィルタの値に近い波長がもっとも強く照射されます。

Stellar M22はフィルタ式なので選択できる波長が多いです。

 

3,IPL治療で得られる効果

①シミや赤ら顔の改善効果

IPLの波長には、メラニン色素やヘモグロビンの赤い色といった特定の物質に吸収される特徴があるため、それぞれの症状に適した波長を選択することでシミやそばかす、赤ら顔などの改善が期待できます。

一般的なシミ・そばかすの原因となるメラニン色素は表皮に存在し、血管は真皮からその下の皮下組織に存在することから、波長は皮膚の深くから表層にまで作用することになります。

 

②Skin Rejuvenation効果

Rejuvenationは若返りと訳されますが、IPLを顔全体に照射することでSkin Rejuvenation効果が期待できます。皮膚は、外側から表皮・真皮と層状になっていますが、IPL治療では冷却装置によって、熱で表皮が損傷することを防ぎながら意図的に真皮に刺激を与えることができます。

真皮は、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といった成分が存在し、皮膚の大部分といえる層です。この真皮にある水分にIPLの波長が反応すると熱エネルギーが発生します。すると、熱による刺激が加わった細胞を治そうとする自然治癒力が働き、成分が新しく生成されます。それによって、浅いシワや毛穴の開き、ハリや弾力不足といった症状を改善に導きます

また、真皮の上にある表皮では、熱による損傷は生じないものの、熱の刺激で細胞の新陳代謝(ターンオーバー)が促進されます。それによってくすみが改善されてキメが整うといわれています

 

3,IPL治療マシンのStellar M22

IPL治療で用いられるマシンのStellar M22は、施術者がIPLの出力や照射範囲、波長を詳細に設定できます。そのため、自身が気になる肌の悩みに合わせて適切なIPLを用いた治療を受けることが可能です。

  • Stellar M22が向いている方
  • シミ・そばかすが気になる方
  • 肌のくすみや色ムラを改善したい方
  • 毛穴開きや毛穴の黒ずみに悩んでいる方
  • 赤ら顔(酒さ)が気になる方
  • 毛細血管拡張を改善したい方
  • 肌のハリ不足やキメの乱れ、小ジワを改善したい方
  • ニキビ・赤いニキビ跡に悩んでいる方
  • Stellar M22で産毛が薄くなる効
  • Stellar M22の施術では照射部位の産毛が薄くなる可能性があります。

また、複数あるIPL治療マシンのなかでも、Stellar M22は厚生労働省に認められた医療機器です。

日本国内での承認番号30300BZX00035000:日本ルミナスPMDA情報

FDA(米国食品医薬品局)での承認    K193500:FDA

 

薬事承認を得るとは?

美容医療にはさまざまな医薬品や機器がありますが、すべてが承認を得ているわけではありません。むしろ承認されたものの方が少数です。

厚生労働省による承認は、不良品や害のある医薬品や医療機器が出回ることを防ぐのが目的で、承認を得ているStellar M22は、有効性と安全性が国に認められていることになります。

 

4,Stellar M22の適応部位

顔におけるシミや赤ら顔、肌質の改善だけでなく、首・肩・背中・脇・腕・手といった体への施術も可能ですが、

当院では顔・両手・両前腕のみ施術しております。また、各部位において副次的に脱毛効果も期待できます。

 

 

5,Stellar M22の特徴

これまで5種(560nm、590nm、615nm、640nm、695nm)のフィルタが承認されていましたが、Stellar M22の承認とともに515nmのフィルタも承認されました。

 

 

 

新たに承認を取得したフィルタは、到達度は浅いもののメラニンに吸収されやすい515nmの波長を照射できることから、皮膚の浅い層に存在するシミに対して切れ味が良く、より高い治療効果が期待できます。

 

 

IPLの波施術者が握るハンドピースから照射されますが、Stellar M22はハンドピースのフィルタを交換するだけで波長を切り替えることができます。

 

 

Stellar M22はライトガイドで照射サイズを調整可能

 

 

ライトガイドにより、「シミが気になる部位にスポットで限定的に照射し、スモールライトガイドで目や鼻周りに照射、さらにビッグライトガイドで頬や顔全体に照射」などといった複合的な治療を受けることもできます。

また、ライトガイドは皮膚に触れる面がサファイアでできていて、照射と照射の間に冷却をおこなう「コンタクトクーリング機能」が働きます。これによって、皮膚表面が熱によってやけどするリスクと施術中の痛みが軽減されています。

 

6,実際の照射方法

   赤み      毛穴     くすみ    そばかす     シミ       しわ

 

 

患者様ご自身で洗顔

写真撮影、髪の毛や眉に保護テープを貼る

医師の診察

ジェルを塗布して照射

 

 

IPL(全顔)の方がご本人に合わせてカスタマイズしながら照射可能です!

IPL(全顔)お試し20,000円、IPLミニは5,000円と値段の差がある為、IPLミニの方が気軽にできるのではないでしょうか?

皆さんIPLミニ・IPL(全顔)どちらにされますか???

迷ったら是非ご相談下さい。

※初回相談時初診料1,500円 また再診料1,000円が別途かかります。

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