肝斑について②
[2019.07.17]
前回肝斑についてお話しました😊
今回は肝斑の治療で用いられる内服薬についてご説明いたします。
当院では医師の診察を行い、治療可能と判断されたかたに自費診療にて処方を行っております。
🌼トラネキサム酸錠500㎎ 100錠 (1日3回・毎食後1錠)
シミの原因となるメラニン色素を生成するメラノサイトという細胞の働きを抑制し、メラニン色素の生成と沈着を阻止します。
※トラネキサム酸はもともと止血剤や抗炎症剤として保険適応されています。
血栓症のリスクのある方や低用量ピルとの併用、腎機能障害がある方は内服に注意が必要です。かかりつけ医にご確認をお願いいたします。
🌼シナール配合錠 100錠 (1日3回・毎食後1錠)
ビタミンCを含み、メラニン色素の形成を抑制し、既成メラニン色素の還元を促進します。
コラーゲンの生成と保持に関与します。
🌼トコフェロールニコチン酸エステルカプセル200mg 100カプセル (1日3回・毎食後1C)
ビタミンEであり、抗酸化作用があり、紫外線による光老化を予防しシミやシワを予防します。