腋窩多汗症の治療①
[2021.11.15]
夏は汗をかくのが当たり前ですが、これからの涼しくなる時期からもワキの汗が多いと感じている方、
気になるけれど病気なのか、治療が必要なのか、聞くのが恥ずかしいという方が実はけっこういらっしゃいます!
【ワキ汗って病気なの?】
汗で人目が気になるなど、日常生活で困るほど汗が出る場合は“多汗症”という病気があります。
ワキの多汗症を“腋窩多汗症”といいます。
明らかな原因が存在しない腋窩多汗症の重度の患者さんは全国に220万人以上いると推定されています。
【治療方法】
- 塗り薬(外用薬)
塩化アルミニウムをワキの下に塗ります。
毎日塗布を続けることで、徐々に効果があわられます。
- 飲み薬(内服薬)
抗コリン薬、漢方薬などが使用されます。
- ボツリヌス療法←NEW
ボトックス注射をワキの下に注射します。
1回注射すると効果が4~9か月持続するので、年に1~2回の治療で汗を抑えることができます。
当院では新たにボツリヌス療法を導入致しました!!
次回はボトックス注射について少し詳しくお話いたします☻