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秋の花粉症について

[2023.09.14]

≪ 秋の花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)に注意! ≫

 

        

 

「秋になると、なんだか鼻がグズグズする…」「くしゃみが止まらない」という方も少なくありません。そもそも、秋の花粉症とはどのようなものなのでしょうか。

 

秋の花粉症の基礎知識をご紹介します。

 

< 花粉症の基礎知識  >

 

花粉症は、体内に入った異物(花粉)を排除しようとして起こる、「アレルギー性鼻炎」です。アレルギー性鼻炎は、大きく「通年性アレルギー性鼻炎」と「季節性アレルギー性鼻炎」に分けられます。 
通年性アレルギー性鼻炎は、ホコリやダニ、ペットの毛などが主な原因で、一年中、鼻炎症状が起こるもの。一方の季節性アレルギー性鼻炎は、決まったシーズンに飛ぶ花粉などが原因で、一年の特定の時期にだけ鼻炎症状が現れるものです。日本で花粉症の原因となるのは、スギ花粉がもっとも多く、そのほかヒノキ、ブタクサ、ヨモギなどさまざまです。2016年に東京都が行った調査(注1)では、都内におけるスギ花粉症有病率が48.8%と推定されるなど、地域差はあるものの花粉症患者さんは年々増加しています。また、これまで花粉症は10~20歳代で発症することが多いとされていましたが、近年では低年齢化がすすみ、5歳未満での発症も多くなっています。

 

< 秋の花粉症の原因  >

 

秋の花粉症を引き起こす主な原因は、ブタクサやヨモギ、カナムグラといった背の低い雑草です。草本植物の花粉は、スギやヒノキの花粉のように、風に乗って遠くまで飛散することはありません。ところが、これらの植物は、公園や河川敷、道ばた、家の庭など、身近な所によく生えています。背の低い雑草のため、外出先で靴や衣類に花粉がつきやすいのも特徴です。さらに、花粉の粒子の大きさにも違いがあり、スギ花粉の大きさは30~40μm(マイクロメートル:1μm=0.001mm)ですが、 況を公開しているウェブサイトもあります。秋の花粉症でお悩みの方は、お住まいのエリアの花粉飛散状況を把握しておくといいでしょう。

 

                

① ブタクサ(キク科)     8月上旬~12月下旬    花粉の大きさ:18~20μm

② ヨモギ(キク科)      8月上旬~12月下旬    花粉の大きさ:22~25μm

③ カナムグラ(アサ科)     8月中旬~11月中旬    花粉の大きさ:22~25μm

 

<  秋の花粉症のピークは?  >

 

ブタクサやヨモギ、カナムグラなどの花粉は、8月下旬~10月に飛散のピークを迎えます。ただし、地域によってはブタクサの花粉が12月頃まで飛ぶこともあるようです。秋の花粉飛散状況を公開しているウェブサイトもあります。秋の花粉症でお悩みの方は、お住まいのエリアの花粉飛散状況を把握しておくといいでしょう。

 

<  秋の花粉症の症状  >

 

代表的な症状は、春の花粉症と同様、何度も繰り返す「くしゃみ」、透明でサラサラとした「鼻水」、呼吸が苦しい「鼻づまり」の3つです。これらは、花粉症の3大症状とも呼ばれています。 ほかにも、目のかゆみや充血、涙といった症状のほか、喉の違和感や皮膚のかゆみ、下痢、熱っぽさといった症状が現れるケースがあります。こうしたさまざまな症状が原因で、睡眠不足や食欲不振となる方もいます。

 

 

 

 

 

<  秋の花粉症対策方法  >

 

①原因植物に近づかない

スギやヒノキのように花粉飛散情報が出ることはありません。自宅や会社や学校の近く、通勤・通学や散歩、ジョギングで利用する道などにブタクサ、ヨモギ、カナグラといった秋の花粉症の原因になる植物がないかをチェックしできるだけ近づかないようにし花粉を浴びないようにしましょう。

 

②家の中に花粉を持ち込まない

どんなに花粉症の原因となる植物に近づかないように注意しても、靴や衣類に花粉が付着してしまいます。そこで、外出先から帰宅したときや洗濯物を取り込むときに衣類や靴の表面についた花粉をよく払い落とし、家に入る前に花粉を落とすことが重要です。また、花粉シーズンの服装は、花粉がつきにくい凹凸の少ない生地のものを選びましょう。

 

③体内に花粉を入れない

アレルギー性鼻炎を起こさないためには、体内に花粉を入れないことが重要です。マスクや眼鏡、帽子などで花粉が体に付着しないようしっかりとガードし、体についてしまった花粉は、体内に入る前に洗顔やうがいで洗い流しましょう。

 

④こまめに部屋の掃除をする

秋の花粉は非常に小さいため、窓や換気口などから家の中に侵入してしまう可能性があります。こまめに家の中をお掃除して、花粉をできるだけ残さないようにしましょう。花粉が溜まりやすい家の場所別に、お掃除のコツをご紹介します。

 

 

  • 玄関

玄関周りは、靴やコートについた花粉が落下して溜まりやすい場所です。掃き掃除をすると、花粉が宙に舞う可能性があるため、水で濡らした新聞紙をちぎってまいてから掃き取りましょう。新聞紙に花粉が付着し、飛散防止につながります。

◇ フローリングや畳

フローリングや畳に落ちた花粉を吸い取ろうと掃除機をかけると、掃除機から出る排気により、花粉が部屋中に飛び散ってしまいます。花粉には、フロアワイパーなどを使った拭き掃除のほうがおすすめです。

電化製品

テレビやオーディオなどの電化製品は、静電気によって花粉が付着しやすいという特性があります。こまめに掃除をして、花粉を残さないようにしましょう。

窓やカーテン、換気口
窓のサッシやカーテン、換気口は、風によって運ばれてきた花粉が溜まりやすい場所です。忘れずに掃除をしましょう

 

<  秋はハウスダストも増える季節  >    

 

 

家の中で症状が強くなる場合は、花粉症ではなくハウスダストの可能性もあります。

ハウスダストには、室内のホコリやダニ(死骸も)、ペットの毛、フケ、カビなどが含まれます。

夏の暑い時期に繁殖するダニは、秋になると死んでしまいますが、その死骸は小さく非常に軽いので、人の動きや空気の流れによって舞いあがります。それが

アレルギー症状を引き起こす原因になります。ダニアレルギーの場合、鼻炎症状にとどまらず、喘息に発展することもあるので注意が必要です。

花粉症対策をしても症状が軽減しない方、外出してないのに症状がある方は、部屋の掃除を徹底的に行うなどのハウスダスト対策も強化しましょう。

 

 

今回は、秋の花粉症についてその概要から原因となる花粉、対策方法などについてお話ししました。秋の花粉症は、原因となる花粉が春とは異なります。また、花粉の粒子が小さいため、喉や気管にも症状が現れるため、注意が必要です。お出かけの際は、マスクなどの予防や、帰宅時には手洗い、うがいなど、自分でできることはしっかりと行いましょう。

 

症状が辛い、症状を少しでも軽減したいなどいつでもご相談ください。

 

 

 

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