虫刺され②
[2021.08.16]
対策・予防法
・何かに刺されたら、患部をこすらず冷水で洗い、よく冷やします
毛虫に刺された時は、こすると肌に残った毒毛を広げてしまうことがあるので、粘膜テープなどで毒毛を取り除いてから、石鹸とシャワーで洗い流しましょう
・蚊による虫刺されなど、軽症であれば鎮痒成分を配合した外用薬でもよいですが、かゆみや赤みが強い場合は、ステロイド外用薬による治療が必要です
・特に、ブユや毛虫、ムカデやハチなどによる虫刺されは、かゆみが強く、症状が長引きます
掻き壊してしまうと、細菌による二次感染を起こしたり、痕が残ったりすることがあるので、掻き壊す前に充分な強さのステロイド外用薬を使って、しっかり炎症を抑えるのが早くきれいに治すための近道です
・虫刺されを予防するには、まずは虫に刺されない工夫が必要です
室内での被害を防ぐためには、定期的に掃除する、燻煙剤を活用するなどして、ダニやノミの発生を防ぎましょう
野外活動をするときには、注意すべき虫などの情報を収集し危険を避ける、虫よけグッズを活用する、肌の露出を少なくするなど、虫に刺されないようにしましょう