虫刺され①
[2021.08.09]
虫刺されとは
・吸血性の蚊、ブヨ、ダニ、ノミや、身体に毒をもったハチ、毛虫、ムカデ、クモなどに刺されて起きる皮膚炎のことで、医学的には「虫刺症」といいます
・虫に刺されることで、虫の毒液や、虫の唾液成分などの異物が皮膚の中に侵入し、皮膚に炎症が起きます
・虫によって生じる皮膚炎の多くは、異物に対する生体の防御反応であり、その発生機序から刺激性とアレルギー性に分けることができます
・虫刺されによるアレルギーには、刺された直後から症状が出る「即時性反応」と、翌日などしばらく後に症状が出る「遅延性反応」があります
・即時型反応によるかゆみや発赤、腫れは数時間程度で治まります
遅延型反応によるかゆみや発赤、ブツブツは数日から1週間程度で軽快します
・注入された毒液の種類や量、アレルギー反応の有無、年齢や体質によって、症状には個人差があります
原因
・吸血性の蚊、ブヨ、ダニ、ノミに刺される、毒針をもつハチに刺される、毒毛を持つ毛虫に刺される、あるいは毒牙を持つムカデ、クモに噛まれることによって炎症が起き、痛みやかゆみ、赤みや腫れ、ブツブツ、水ぶくれなどの症状がでます