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ジベルばら色粃糠疹(ひこうしん)について

[2020.02.24]

ジベルばら色粃糠疹(ひこうしん)は、体幹(主にお腹や背中)に小さな紅色の発疹がたくさん生じる疾患です。
体幹にたくさんの赤いブツブツが出来るため。皆さんびっくりされますが、基本的には良性の疾患であり、放置していても自然と治るような疾患です。
10~30代といった若い方に発症しやすく、時期としては春や秋といった季節の変わり目に生じやすい傾向があります。
炎症性角化症という疾患に属し、これは何らかの原因で皮膚に炎症が生じ、それによって皮膚表面の角質が角化(肥厚してしまう)疾患の事です。

ジベルばら色粃糠疹は、恐らくウイルス感染によってな皮膚に炎症が生じるのではないかと考えられており、炎症によって皮膚角質の一部が肥厚するため発疹が多数出現します。
ちなみに何故この疾患は、「ジベルばら色粃糠疹」と難しい名称なのでしょうか。この疾患名は発見者の名前から来ています。1800年代中盤、「カミーユ・メルシオール・ジベール」というフランスの皮膚科医がこの疾患を発見したためにこのような名前になっているのです。
粃糠疹(ひこうしん)というのは、粃糠(こめぬか)のような発疹という意味です。粃糠疹は落屑(皮膚表面が代謝の過程で剥がれ落ちてしまう事)が生じている皮膚状態の事で、角化異常が原因で生じると考えられています。
ジベルばら色粃糠疹とは、ジベールが発見した、バラ色(紅色)の粃糠疹が生じる疾患だという意味になります。

 

皮膚に赤いブツブツがたくさん出てくるため、「何か重篤な病気にかかってしまったのではないか」と心配される方も多いのですが、ジベルばら色粃糠疹は良性の疾患であり、基本的には大きな心配はいりません。

もしこのような症状がありましたら、一度お気軽に当院へご相談ください。

 

 

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