虫刺症って❓🐝🌳
[2020.06.22]
虫刺症とは?
虫に刺されたためにかゆみが生じ、膨疹(ぼうしん)や赤い丘疹(きゅうしん)ができます。症状がひどい場合には刺された部位が赤く腫れ上がります。 通常は、長くても1~2週間で治りますが、慢性化すると刺された部位が硬くなり、痒疹(ようしん)になる場合もあります。
原因は何?
吸血性のカ、ノミ、ダニ、ブユ、シラミなどや、毒性を持つムカデ、ハチ、アリ、毛虫などに刺されて起こります。
刺されたときに、ヒスタミン、セロトニンなどを含む毒液が体内に入って、症状を引き起こします。
どんな治療をするの?
抗ヒスタミン薬を含むかゆみ止めや、必要に応じてステロイド外用薬を使用します。
対処・予防法は?
・刺された部位をむやみに触らず、流水で洗うなどして清潔にしましょう!冷やすことでかゆみが抑えられることもあります。
・症状が強いときや、発熱などの症状を伴う場合、虫刺されかわからない場合には医療機関(皮膚科)を受診しましょう。
・掻きむしってはいけません!さらに悪化したり、とびひに進展することがあります。
・第一の予防は虫に刺されないことです。虫よけスプレーを活用したり、レジャーなど屋外活動の際にはなるべく皮膚の露出を控える、虫が寄ってきやすい黒っぽい服装を避ける、ハチの巣などに不用意に近づかない、などが大切です。